就職を機に地元を離れて数年が経ち、たまに地元に帰って友達と飲んでいると、
そろそろ地元に帰ってこないの?って話になった。
長男だし、親も歳を取ってきたし、確かにそろそろ地元に帰ってくる頃合いかと
自分でも考えていたので、真剣にUターン転職を考えて、行動に移した。
結果としてUターン転職に至らず、今だに地元には帰っていないのだけど、今回はそんな話でもしようと思う。
最初は職探し
大学で就職活動した時から、地元で就職する気はなかったし、親も地元に拘らず、一度くらいは家を出た方がいいって言ってくれていた。
そんな背景から、迷うことなく東京に出て大手メーカーのグループ会社に就職して、ソフトウェアの開発をしていた。
だから、Uターン転職する際もこれまでの経験が活かせそうなソフトウェア開発の仕事を探した。
意外なことに求人はあるが、どこも名前を聞いたことがないような会社で、自社で開発するのではなく大手の会社へ派遣されて開発に携わるという
感じであった。
今がそんな人を受け入れて開発しているので、立場が180度変わることに中々
すんなりと受け入れることはできなさそうだとも感じたけど、次第になれるだろう
と簡単に考えた。
他には塾の講師やパソコン教室の先生など、これまで学んだことを多少は生かす
ことはできるけれど、これを一生の仕事にできるのか?って悩むものが多かった。
とりあえず面接
いくら探しても求人が湧いて出てくるわけではないので、とりあえずソフトウェア開発の求人に応募すると、すぐに返事があった。
面接の日程をサクッと決めて帰省ついでに面接に行くと、普通の雑居ビルの一室が
会社というので、ちょっと驚いた。一応人事の担当の人と開発の人の二人が面接官で
面接が始まった。
まずは、お決まりの志望動機。これはUターンということを包み隠さず話しをして、その上で今までやってきたソフトウェア開発がしたいということで特にツッコミは
なし。
続いては、技術的なお話。これまでにどんな製品の開発をしてきたのか、開発の
中で使った技術、開発の中でどんな役割であったかを詳しく聞いてきた。
そこらへんの質問は中心になると思っていたので、事前にこれまで携わってきたプロジェクトについて整理しておいたので、用意しておいた回答で問題なし。
プロジェクトごとに整理した内容は、以下の通り。
・開発に携わった期間
・プロジェクトメンバーの人数
・プロジェクト内の自分の役割
・プロジェクトにおいて使用した技術
・プロジェクト内で自分が工夫した点
問題になったのは、最後の質問。
会社規模的にこれまで人を使う側でいたと思うけれど、今後もし入社したら使われる
側になることに対してはどう考えているか?という内容。
以下のような無難な回答をしたのだけど、反応はイマイチ。
・立場が変わることを選んだのは自分である
・立場の変化を受け入れて仕事に取り組むだけ
・立場が変われば、今まで気づかなかった新たな面白さを発見できる
・今の立場でイマイチだと感じていることを、新たな立場でしないように気をつけたい
案の定、数日経って届いた返事は不採用。
やはり、最後の質問に対する答えが原因かなと思ったけど、じゃあどう回答したらよかったのか答えが見つからず。
場合に最適な答えが思いつかず、申し込まなかった。
不動産業にチャレンジ
PCスキルが活かせそうな仕事を探していたら、見つかったのが不動産屋の技術職。
家を建てるのではなく、広大な空き地に発電効率を踏まえて太陽光パネルを敷き詰め方を考えるという仕事内容。
地方なので土地があり、折からの太陽光パネルブームでこんな仕事が最近は流行って
いるとのこと。
ソフトウェア開発とはまた違うけれど、太陽光パネルのメーカー別の特性や、土地の方角、
広さなど色々なパラメータがあるので、全く同じやり方で通じるのは一つもないという
仕事内容の紹介を読んで、これはソフトウェア開発に通じるものがあり、面白そうだなと感じて応募。
毎週のように帰省するのも、結構大変であった。
いざ面接
面接は部長と肩書きのついた人がしてくれ、一通りの会社のことや、仕事内容のこと、
もし入社したらこんな仕事をしてほしいなど、大体のことを説明してくれた。
そして、説明が終わったタイミングで社長が部屋に入ってきて、部長が私の履歴書を
手渡し、軽く経歴や入社したらこんなことをやってもらうつもりであることを話した。
私の履歴書をパッと見た後に社長が言ったのは、何やっていたの?スマホ?タブレット?
という一言。
企業向けのWebシステムの開発がほとんどであったので、スマホやタブレットの
アプリはやったことないのですが、それらを作るプログラミング言語は習得して
いますって返事をしました。
それだけ聞いて、社長はまたどこかに行ってしまい、部長がフォローするかのように、
社長は人を見る目があって先ほどの短い質問でもあなたのことを観察していたと言う。
しかし、どうポジティブに考えても、そんな風には思えなかった。
Uターン転職への諦め
たった2社しか受けていないけれど、両方の会社とも器が小さいと言うか閉鎖的と言うか。
今がそれなりに大きな企業で、プロジェクトに合わせて色々な仕事のやり方を試している
ので、余計にそう感じた。
会社の大小は関係なく、どんな姿勢で仕事に取り組むかが大事なのでなぁと、しみじみと思いました。
続けることにしました。




