小学校教師ってどんな仕事?
小学校教師の仕事は多岐に渡ります。
一番わかりやすいのは、勉強を教えることです。
中学校や高校の教師と違い、小学校の教師は全教科を担当するのが普通です。
中には得意でない教科もあるでしょうが、それでも基本的には全教科を担当します。
授業を行う前には、生徒が理解しやすい流れを考えたり、テストを作ったり採点したりと、見えないところでも働いています。
また、生活指導も仕事の一つです。
身体も心も成長していく小学生が、健やかに育つように指導しなくてはなりません。
他にも、PTA活動や学校行事の運営など、学校運営に関わる仕事があります。
このように小学校教師の仕事は、本当に多いのです。
小学校教師の採用面接での質疑
小学校教師になるための面接では、実際に想定される場面でどう対処するのかを質問されるようです。
例えば、いじめの予兆があった場合や実際に起こった場合、不登校の生徒が出ないための対策、授業妨害をする生徒への対処などです。
しかし、実際にそのような事例が起こってから対処方法を検討するのでは、遅いのです。
そのため、働く前からどのような対処をするのか、その対処をした結果はどうであるかを、面接官は確認します。
ワイドショーで語られているようなありきたりの回答では、まず間違いなく面接官に響かないと思います。
じっくりと考え、自分だったらどうするのかをきちんと伝えられるようにしましょう。
小学校教師のきつい場面
小学校の教師は、生徒と同じように長い夏休みや冬休みがあると思われがちです。
実際には夏休みはありますが、生徒ほど長くはありません。
むしろ、生徒が長期休暇の間にしかできないような仕事もあるため、長期休暇以外の日よりも忙しいかもしれません。
また、最近増えているクレームをつけている親、俗にいうモンスターペアレントの対応に悩まされている小学校教師は少なくありません。
それの何が不満なの?、こんなことでわざわざクレームをつけてくるの?と中には信じられない事象に対してクレームが飛んできます。
小学校教師に向いている人の特徴
小学校教師に向いている人は、広い視野を持ち、鋭い観察力を持っていることです。
働く地方によって異なりますが、多くの場所で1クラス20〜30人の生徒を担当します。
授業中だけでなく、休み時間でも生徒一人一人の状況を観察し、誰かに問題が発生していないかを見極めなくてはなりません。
経験を積めば問題を発生しやすそうな生徒の特徴を把握することもできるでしょうが、それが全ての生徒に当てはまるとは限りません。
広い視野と鋭い観察力で、日々の生活が円滑に進むようにしなくてはなりません。
また、生徒とはもちろん、生徒の親とも接することがありますが、コミュニケーション能力は高くなくてはなりません。
授業もコミュニケーションの1つです。
小学校教師のメリット・デメリット
小学校教師のメリットの一つとして、給食を食べることができることが挙げられます。
最近の給食は小学校といえども、かなりメニューがバラエティに富んでおり、様々な国や地方の料理を食べることができます。
もちろん節分やクリスマスなどの行事に合わせたメニューもあるので、働きながらにしてイベントを楽しむことができます。
逆にデメリットは、小学生なら誰もが楽しみである林間学校や修学旅行などの行事を、楽しむことができないことでしょう。
普段と違う場所であるため、いつもより羽目を外してしまう生徒が少なからずいます。
就寝時間を過ぎたら見回りしたり、翌日の予定を確認したりと、普段の授業以上に大変なこともあります。
せっかくの旅行なので楽しみたいと誰もが思うでしょうが、現実は中々難しいです。
小学校教師の給料
これまで伝えた通り、小学校教師の仕事内容は多岐に渡り、決して楽な仕事ではないです。
だからと言って、驚くほどに高い給料ではありません。
私立の小学校で働く教師以外は、基本的には公務員なので、年功序列的な給料でほどほどです。
平均年収は約550万円となっていますが、これには校長先生や教頭先生などの管理職も含まれているため、実際にはもう少し安いかもしれません。
大概の場合で、民間企業で働くサラリーマンと同じ程度だと思っていれば、間違いはないでしょう。
私立小学校で働く教師は、年功序列ではなく実力主義の方針を採用している学校もあるので、自分のがんばり次第でかなり年収を上げることができるでしょう。




